無頓着な松のショートエッセイ

いろんなことに無頓着な著者が、なんとなく思ったことをエッセイ風に書き連ねる雑記ブログです。何か感じるところがあったりしたら嬉しいですが、気軽に読んでもらったらと思います。


にほんブログ村 鳥ブログへ にほんブログ村 鳥ブログ セキセイインコへ にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ 今日撮った写真へ にほんブログ村 サラリーマン日記ブログへ にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 40代サラリーマンへ ブログランキング・にほんブログ村へ

東京マラソンに出たことあります!

今日は東京マラソンでしたね。朝起きてテレビをつけたらスタート前の模様を中継してて、それで今日だったことを思い出した次第です。


これまで何度か、走るのを再開したいというようなことを書いてきましたが、実は東京マラソン(フル)に出場して、完走したことがあるのです。これちょっと自慢ですね。2008年だからもう10年以上前ですけどね。

 

f:id:matsuzhi:20190303144148j:image


最初東京でマラソン大会をすると聞いた時は驚きましたが、実際に開催されてその様子をテレビなんかで見て、その雰囲気がいいなあー、出たいなあー、と思いました。抽選の倍率が高いというのは知っていたので、まさか翌年に当選するとは思いもしませんでしたが。


あと、初フルマラソンに東京マラソンを選んだの理由は、制限時間の緩さに尽きます。制限時間7時間というのは当時の日本ではほとんどなく、自信がなかった自分でもなんとかいけるんじゃないいかというのがありました。


実際に走ったときは、きつかったけど楽しかったですねー。トップランナーでもなんでもない自分にも、沿道からハイタッチを求められまくったし、その他でも声援がすごい。また太鼓やなんかの出し物があったり、これを自分のため(自分だけのためではないにしても)に披露してくれているんだと思ったら、感動的でした。


その前日にゼッケンを受け取りに行ったりもしたんですが、その時から当日まで、ホスピタリティというか、みんなの笑顔での対応、楽しませようとする気持ちがすごく伝わってきて、いい大会に出ることができてよかったなと、心底思いました。


レースの方はと言いますと、最初は下り基調なのでスピードが出るんですね。10kmくらいまではホント快調でした。初マラソンだったのでタイムというよりも、フルマラソン完走したという事実だけが欲しかったのですが、タイムも結構いけたりして、と思ったりもしました。7kmあたりで、タレントの松村邦洋さんを脱いた時は、声かけたりして(ちなみに、この時の松村さんは、途中で関門にかかってリタイヤとなりました。心臓に異常が発生したのはこの次の大会です)。


また、先にも述べた沿道の盛り上がりもあり、楽しく走っていたんですが、ちょうど中間点くらい、銀座のあたりで、ふと「かなり走ったけど、まだ半分なんだなあ」と思ってしまったのです。そしたらその先がきついこと。それから、浅草まで行って帰って、湾岸を通って東京ビッグサイトがフィニッシュだったんですが、ここからはもう走って歩いて止まっての繰り返し。


進んでいたら(もはや「走っていたら」ではない)足の甲が浮腫んできて痛くなるので、その度止まってシューズを緩めながら、ちょっとずつ進んでいました。太腿が死ぬほど痛いし、湾岸に出てきたら沿道の応援も少なくなってきてるし、人生でも指折りの辛さでした。ただ、そんな中、沿道の私設エイドで「仙豆あります!」とあったのは笑いましたが。ホントにくれよ!と思いました。


この間ずっと頭の中で流れていた歌は、ZARD「負けないで」とかなら良かったんですが、実際はチャットモンチー「橙」。「もうこれ以上歩けない」の歌詞が延々と流れていました。ちょっと前にsaku sakuで流れていたからですね。


そんなつらい行程をなんとか進み、タイムもへったくれもなくなっているなか、残り1kmの看板を見たら、俄然元気が出て、最後だけ走ることができました。最後のフィニッシュ前の曲がり角に大きな時計が置いてあって、タイムはもうすぐ6時間。6時間切れるかも、と思って曲がり角を曲がったら、そこからフィニッシュまで結構あって、心をボッキリ折られたことを覚えています。


でももう走るのはやめられず、大きな大きな達成感ともにフィニッシュ。足痛かったけど、ホント嬉しかった。フィニッシュして、記念品とかもらうんですが、その中に入っていたエアーサロンパスは、フィニッシュ地点先のちょっと広くなったところでみんなすぐに使ってて、沢山の包装フィルムの切れ端が風に舞い、太陽の光を浴びてキラキラ光り、とても綺麗でした(笑)


その後、当時付き合っていた彼女(今の妻)と、充実した気持ちで帰りました。電車はラッキーなことに座れたので良かったんですが、自宅の部屋がアパートの2階で、階段を登るのにとても苦労しましたね。でも、全て終わった後だから、それすらも愛おしい痛み。全然大したことないランナーですが、これだけのことをやり切ることができた、というのは人生の中で、とてもとても大きな出来事でした。


これを知っているだけに、また走りたいな、と思うのです。だけど、この苦しさも知ってるので、及び腰にもなるんです。あはは。